2013年12月29日

作業用ソフトのバージョンアップとスキャナ交換。

『白黒つけ魔性』の作業の中ではこれ以上スキャンする素材は何もないので、かねてから更新したかったスキャン環境の一新にとりかかりました。

部屋を思い切って片付けたついでとも言います。

あと半年ほどで家庭菜園はサークル活動10周年を迎えるわけですが、それまでの約9年半、アニメ制作ソフトのRETASについては全く環境を変えずに突っ走りました。

ひたすら使い続けたスキャン&トレスソフト、TraceMAN ver5.x。
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これがあまりにも古すぎて、最近売ってるスキャナのドライバに対応せずに、機材の更新が不可能という有様になってしまいました。

スキャナは2006年からずーっとEPSONのGT-F650を使い続けていて、販売終了予告が出るや否やすぐさま1台買い足し、だましだまし2台体制で作業してきましたが、とうとう2台ともセンサーがイカレたようで、スキャン位置が左にずれるわ、色がおかしいからトレスに支障が出るわでとうとう限界。
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作業の区切りもつくことだし、かねてから用意だけはしてあった新型機、GT-F740に交換を決断・・・・・・したのがさらに半年くらい前で、移行準備として色々と試してみた結果、TraceMAN ver5ではGT-F740はドライバの関係で使えない、TraceMAN ver6ではこれまたドライバの関係でGT-F650が使えない。
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こうなるとスキャナとソフトのバージョンを両方一気に上げるしかないけど、だからといって途中から環境を変えるとなると、万が一の事態が不安だわ、慣れるまでに時間がかかってイライラするのは目に見えてるわで、完全に区切りが付くまで保留して、ようやく今日。


まずはタップの貼り付け。
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タップ位置がずれないようガッチリ固定するために、両面テープをベッタベタに張りまくります。

そして仮留め。
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安全フレームまでスキャンできる位置かどうか、実際のレイアウトを置いて確認。
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向かって左側が微妙にズレてたので、この後で修正しました。


フタが閉まることを確認。
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実はこのフタ、タップの突起のせいで、A4スキャナだと閉まらないものがほとんどなんです。

だからフィルムスキャン機能なんて必要ないのに、蓋の分厚さとタップの突起が収まる隙間があるという理由だけでフィルムスキャン機能付きのスキャナを選ばざるを得ないという、なんとも無駄な出費を強いられます。


水平、垂直の確認。
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これを怠ると、延々と斜めに曲がった動画を使う事になってしまいまふ・・・。


もう一回別のカットでタップ位置を確認。
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・・・で、スキャナの方は終了。


あとはTraceMAN側でフレーム位置とかスキャン解像度とかトレス設定とかを、ごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃ設定していきましたけど、書いたところでアニメ作らない人には全く分からない話で面白くもなんともないので割愛。


当面はこの設定で作業していって、あとは煮つめていって完全移行となる予定です。

これで問題なければ同機種のスキャナをもう1台買い足して、今後またあと10年は戦える・・・はず!

長い間おつかれさま、GT-F650。
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万が一の事故がおこらないとも限らないので、しばらくは保管しておきます。


そんなGT-F650で作った最後の作品、『白黒つけ魔性 -桃色動画館-』

2014年2月上旬発売予定。
予価1800円(消費税別)

プロモーションムービーも公開中!



TraceMAN ver5はPowerPC時代・・・、もっと言うとMacOS 9の時代から使ってるので、よくもまあMacOS 10.6.8まで不具合も起こさずに動いてたな、というのが正直な感想。

PaintMANもバージョン5はきっちり動いてるし、互換性高すぎですよこのバージョン。
posted by 家庭菜園 at 23:51| Comment(5) | TrackBack(0) | どうぐ
この記事へのコメント
蓋はぴったり閉まらないものかと、あきらめていましたが、フィルムスキャン対応モデルだと、閉まるのですか・・・。
なるほど情報です。
Posted by Ap e Bi at 2013年12月30日 00:25
突起の部分が数ミリしかない極薄タップというのもがありまして、アレならどんなスキャナでも閉まります。

ただ、ものすごくひん曲がりやすいし、そもそも一般で売ってるところを見た事ないですね・・・。
Posted by 家庭菜園 れさお at 2013年12月30日 00:29
そうです。その、スキャナー用の薄型タップを張り付けていますが、それでも接触してぴったり閉まりません。(GT-S640)

なんだか、ぴったり閉まらないのが、気になってきました。
ぴったり閉まらないと、スキャンしたい紙が微妙に浮いてしまうんですよね・・。
蓋裏側の接触部分を削ろうか、白いパッドのスポンジの厚を増やそうか、思案中。
Posted by Ap e Bi at 2013年12月30日 01:27
まだアニメがビニール系塗料だった頃、当時勤務先だった仕上げスタジオに極薄タップがありまして。トレスマシン(カーボン熱転写式)に線画、カーボン、生セル、保護シートの順で重ねて機械に差し込む台紙(キャリー)専用の装備品でしたからデジタル化で需要がなくなり、もう製造されていないかも知れませんねぇ。
アニメーター向けの金属製だけどペラくて軽いタップはまだ手に入るはずなのでソレの突起三ヶ所を電動工具で低く削れば、ほぼ同等のモノは完成すると思いますが…。
Posted by 元彩色さん at 2017年03月06日 18:54
今でもスキャン用タップという薄いものが存在しているのですが、安いA4のスキャナだと大きさがギリギリなので周りのフレームにタップを貼ることになって、フレームとガラス面の段差の都合でガラス面がタップの位置よりも数ミリ沈み込んでしまうので、突起が低い薄型タップだとスキャナのフタを閉じたら動画用紙がタップから外れる現象が少なくない頻度で起こるのがまいっちんぐです・・・・・・。

A3の高価なスキャナだとこの段差ほぼない、いざとなったらガラス面の端っこ直接貼れる余裕があるから薄タップでよかったんですけどねー。

個人であのスキャナを買ってさらに置き場となるとなかなか手がでません。
Posted by れさお@家庭菜園 at 2017年03月07日 21:56
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