2019年10月11日

作業用PCをWindows機材に乗り換え。

Macを使い続けて十数年。

間に止むを得ない事情でちょっとWindows機材も挟まった以外は、社会に出てからの会社の仕事、そして家庭菜園の作業のほとんどをMacOSでやってきました。

・・・が、アニメの制作に欠かせない(主に仕上げ部門で)RETASシリーズのメーカーであるクリスタでおなじみのCELSYSが「MacOS 10.14以降はでは動かないよ!更新ファイルも出さないよ!」ってMacのサポート終了宣言を出してしまったので、RETASを使う以上はMacでの機材更新が不可能になりました。

今後クリスタで代用しろって事でしょうが、RETASのスキャン&トレスモジュール「TraceMAN」に相当する機能が現時点のクリスタには無いため動画用紙に作画をするとなると代用不能です。

アニメ制作がデジタル化した際に作画以外はほぼ強制的に移行を強いられましたので、20年のタイムラグを経て作画に強制デジタル化の波が来ているのかもしれませんね。
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家庭菜園は完全自己資金で自前で制作して自前で回して自前で販売してるので「ただちに影響はない」ため、本当に必要に迫られるまでは変わらず紙作画を続けて仕上げパートでRETASを使い続けなければいけません。


そんなわけでWindowsに作業環境移行をしてます。
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以前Windows機材を使ってた時期に性能に目がいきすぎて爆音PCになったので、あんなのは二度と御免だから静音(=性能至上主義な無茶な組み方をしない)をウリにしてて多少高くなっても信頼のおけるパーツで構成すると評判のサイコムさんに発注。

プレミアムラインという性能と信頼性と静音性のバランスをとったというよさげなシリーズがあったので、小さいやつをベースにBTOしました。
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ベース構成から変更したのは下記の通り。

マザボ : ASUS PRIME Z390M-PLUS
CPU : Core i7-9700K
GPU : ASUS ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING
RAM : Ballistix Sport LT DDR4 64GB (16GB*4)
起動用SSD : WD Black 1TB (M.2 PCI-E)
作業用SSD : Crucial 2TB (SATA)
電源 : Fractal Design Edison M 750W
OS : Windows10 Professional


PCゲームは一切やらず個人で2Dアニメを作る作業用PCとしてはやや過剰性能気味に組んでもらいましたが、「最低5年、できれば7年以上は現役で使っていられるもの」という明確なビジョンがあったので、現時点では宝の持ち腐れでも数年後に後悔しないようにしてあります。
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メモリ64GBは普通にやったらかなりお高くなりますけどサイコムさんにはボーナスセール期間があるのを知ってたのでそれを最大限利用して16GBメモリ10000円引き=4枚で40000円引き、さらにグラボも13000円引きになっているお買得価格で増強できました。
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起動用OS+アプリケーション領域と作業用領域は完全に切り離して物理的に別のSSDにしてあります。

起動用領域に1TBも必要ないのは分かっていますが、容量が大きいSSDの方が書込み寿命であるTBWが多く確保されている上に容量に余力が多ければ多いほどエラー補完の予備領域が多く取れて長寿命化できるという理由。

作業用は2TBもあれば近年ファイルサイズが巨大化してるとはいえ3〜4作分の制作データは余裕で入れられるし、常時バックアップを取るのでバンバン使って寿命が尽きても問題ない、起動用SSDが逝かない限りは何度でも簡単に蘇らせられるという割り切り。

バックアップは外付けHDD(バルクのHDDをスタンドに立てる方式)で二重に取る体制。
HDDを内装にしないのはPC内部温度の上昇を避けるのと電源ユニットの保護が理由。
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HDDはSSDに比べて消費電力が高い上にアチアチになりますからね、特に夏。

さらに、デフォルト設定だとほとんどのソフトのキャッシュは起動用領域に書き込まれてしまいますが、特にAEとかの映像系のレンダリングキャッシュはあっという間に数十GBとか食い荒らすので、これはどげんかせんといかんとキャッシュ専用に値ごろな250GBのSSDを追加してあります。
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250GBだとTBWも大したことないんですが、これは寿命が尽きたらバンバン交換するという使い捨てと割り切っていて起動用SSDの長寿命化が最優先という考え方。

過保護なくらいに起動用SSDと電源という根本部分に気を使っています。


OSをWindows10 Proにしたのは、Homeだと勝手にWindows Updateがかかってしまい不具合とか出まくるのを防ぐためです。

作業用PCでは「ちゃんと動いてるモノは触るな!最新機能より安定を取れ!」がボクのPCに対する基本思考になっていますし、なにより今回はMacのOSアップデートでRETASが動かなくなるからWindowsに移行したわけで・・・。


作業用PCというおともあり自作PC界隈で流行り(?)のエレクトリカルパレードにするつもりは全くなかったんですが、グラボがなぜか光るんですよ。赤く。
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どうもBTOで変更したグラボがゲーミング仕様だったらしく、緩やかに赤く明滅を繰り返す邪悪な胎動を予感させる仕様になってる・・・らしい。

強化ガラスサイドパネルのケースだから丸見えで目立つ目立つ。
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サイドパネルを強化ガラス仕様にしたのは「内部にGが入り込んだりキノコとか生えたりしたときにすぐ分かったほうがいいじゃん!」というアドバイスだか冗談だか良く分らんれかみえさんの言があっての決断。


機材面以外の部分でもMacからWindowsへのソフトウェアやプラグインの移行はほぼ終わり、問題も起こったけどほとんど解決済みです。
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ボク自身の慣熟訓練もしなきゃいけないので8月からは意識的にiMacちゃんの電源を入れない日を作って無理矢理にでもWindows機で作業をする日を徐々に増やし、9月中旬あたりからはほぼ全作業をWindowsで行っています。

次回作である『ゆーわく!にゅーよく!あねっくす!!』の作業が遅れ気味なのはこの無理矢理慣熟訓練の影響が出ているわけですが、ある程度普通に操作できるようにはなったので、これからモリモリ作業して遅れを取り戻・・・・・・せるといいなぁ(弱気)。

ただ十数年かけて染み付いたMacのキーボードの操作感だけは抜けず、Windows用のキーボードのキー配列を入れ替えてMac風味にして使っています。
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左下の4つは「Alt、Ctrl、Ctrl、半角/全角」になっててMacの「Option、Command,英数」を模してあり、Windowsキーは右下に追いやってあります。

脳みそまで脱Macできる日はまだ遠いですね。





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2019年07月24日

スキャナ交換&タップ貼り替え(5年ぶり)。

家庭菜園にとって数年に1度の恒例イベントとなっているスキャナの交換。
前回(2013年)の交換の様子はこちら。

家庭菜園のスキャナ使用状況は、1タイトルあたり動画枚数2000枚前後に加えて原画やらレイアウトやら制作とは直接関係ないものやら諸々をスキャンしてて、少なくとも年間で動画枚数の2〜3倍はピーガーしてるという、ご家庭用途品としては酷使状態だったりします。
スキャナ
エプソンの業務用のESシリーズやDSシリーズなら数千枚程度でヘタったりはしないでしょうけど、家庭菜園が使っているスキャナは家庭用のGTシリーズですから、メーカーの設計想定外の使い方をしてるのは自覚してます。

なので5年で数万枚とかスキャンしてるとセンサーがイカレて横線が入るようになったり、ヘッドを動かすギアがヘタって異音を発したりします。

既に2年くらい前から横線はうっすらと出ていたのですが、『ダメ淫』の制作中にはあからさまに線が入って、TraceMANのトレス時にも線として出る、あるいは交点がゴミになって残るという状態なのでさすがに交換。
ダメ!ぜったい!!淫


スキャナは新品と予備の2台を常時確保してあるので新品のスキャナを引っ張り出してきてまずタップの貼り付け。


今回は薄型タップを発掘したからコイツを使います。
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引き出しを漁ればタップの1本や2本はすぐ出てくるのは常識ですね(←)


まず裏側に両面テープをベタベタと貼りまくり。
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そしてスキャナに仮止め。
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んで、レイアウト線が入ってる動画用紙を入れて試しスキャン。
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スキャン結果で垂直と平行がズレてないかチェックして、ズレてたら仮止めしてるタップを修正。
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だいたい微妙にズレてて1発ではなかなか決まらないので、何度か試行錯誤してタップ位置を決めていきます。

ここで手を抜くと以後数年間、延々とななめにズレた状態でスキャンすることになるから面倒でもバッチリと決まるまではこの調整作業はオワラナイ。


そして位置が完全に決まったらセロテープをベタベタ貼って絶対にタップが動かないように固定します。
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両面テープだけだと動画を引き抜いたときにたまに動いちゃったり徐々にズレていっちゃうんですよね・・・。
だから悪霊退散がごとくベタベタと貼りまくります。

両面テープもセロテープも100均の薄い安物では過去にダメだった事があるので、ニチバンのメーカー純正品を使うようにしています。
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数十円ケチって基準タップ位置がズレたら話にならない。



・・・・・・といった感じで無事にスキャナの交換作業オワリ。
前回とか前々回とか前々々とかと特に手順に変更はありませんが、いつも直前まで使ってた旧スキャナは万が一の時にすぐに引っ張り出して来て応急使用できるようにタップを貼りっぱなしにしてあるため、貼り付けるタップが入れ替わります。

スキャナを廃棄するときにはじめてタップを剥がすので次々回くらいの入れ替えの時にまた復活します。
つまり引き出しを漁ればすぐ出てくる分を含めて5、6本はウチにあることになりますねタップ・・・。

新作発売と次回作制作の合間にしかできない(同一作品制作中にタップ位置がミリ単位ででも変わると色々と面倒くさい)この交換作業、次は何年後になるかな?ね、ハム太郎?
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ついき。
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2016年08月04日

制作用機材更新で環境移行。

事の始まりはAdobe CSシリーズからAdobe CC 2015への移行。

MacPro Mid2010環境にAdobe CCをインストールしたところ、何をどうやってもAfterEffectsCCを筆頭に起動しないとか正常に動かないといった状態に陥るソフトが複数出てしまったんですorz

ただ、当然のことながらAdobeが示している動作環境は機械的(MacPro mid2010)にもOS的(10.10)にも満たしてますし、あと考えられる事といったらシステムの内部的なこと。

このMacProのOS内部はG4の頃からターゲットディスクモードで環境移行を繰り返していて、G4→G5→初代MacPro2006→MacPro2010…という具合に継ぎ足し継ぎ足しして現在に至っているので、内部がグチャグチャになっていて(実際に使っていないであろうゴミファイルがシステム内に山のように存在してます)それの何かが競合や干渉を引き起こしてるのが原因なのではないかという結論に至りました。

そうなるとクリーンインストールしてしまうのがまず真っ先に思い浮かぶわけですが、個人的なチキン性格として「最低でもCSシリーズでは確実に作業できてる環境なのにそれを潰すわけにはいかない」というのがあるので、この選択肢は選べません。

また、6年前の機材ということで以前から更新を視野に入れていたということもあり、この際だからもう色々面倒くさいことを放棄して新機材を導入してMacProは完全稼動状態を保った予備機にすることにしました。

それとビスタサイズでの制作になってモニタもフルHDでは手狭になっているので、これもWQHD以上のものに更新する前提で検討することに。


そして導入したのが……iMac 27 Late2015 Retina 5K
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G4最終型からずっとフラッグシップのMacを使ってきて、今回MacProからミドルエンドのiMacにダウングレードという選択をするのには少し勇気が要りましたが、現行のゴミ箱MacProには太刀打ちできないのはともかく、現行のiMacならさすがに6年前のMacProの性能には負けはしないだろう、と無理矢理自分を納得させました。


正直なところ、モニタとの一体型の機械を使うのにはリスク管理的に抵抗があります。

ただ、現状の分離型ではゴミ箱MacPro2013しか選択肢がなく新品でも3年落ちの機材であること、欲しいスペックをBTOをしたら50万円以上コースでさらにモニタで10万円以上の最低でも60万円以上となると負担が大きすぎる。

だったらもう現時点では最高スペックのモニタが付いてて実用面で問題ない程度に性能はそこそこで割り切ってメモリ足して30万円なら一体型でいいかー……という気に最後にはなってしまいました。
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店頭で売ってる吊るし(Apple CTOじゃない)のiMacの中ではシリーズ最上級の27インチ Retina 5Kの中でもさらに一番上の「松」だし……と。
(もちろんCTOで盛り盛りにする事も視野には入れたのですが、レンダリングで一晩二晩放置することもあるのに、一体型のこの筐体にCore i7をぶちこむのには排熱面から来る耐久性への不安もありました)


リスク管理の観点では、万が一の事態になっても最悪MacProで旧環境が動かせる状態は保てるから急場はしのげるという思惑もあります。


iMacについては、Appleのアナウンス通りに秋に新macOSがリリースされ、それに合わせて当然アップデート版の新iMac(と、もしかしたらMacPro)が出ると思われますので、今は現行のLate2015のiMacが買い時ではないのは百も承知です。

でも今このタイミングであえてiMacを導入したのは(ゴミ箱MacProを買えないという金銭的なことはもちろんですが)現行のMacOS 10.11で作業用ソフトの互換性の可否の検証が全部済んでる(以前MacProでクローンの起動ディスクを作ってえるきゃぴタンをぶちこんだ際に動くものと動かないもの、動かないものの対策もひっくるめて全部確認した)のに、これ以上待つと新OSでどーなるかわからない、検証作業のやりなおしが必要になってしまうという理由が7割くらい。

また、半年くらい前にれかみえさんが全く同じiMacを買って問題ないどころか快適に使えていると聞いてるのも大きかったです(れかみえさんはMac miniからのアップグレード乗り換えだからことさら恩恵があったでしょうし)。
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遊びで使う分には最新機種を追うのもまた一興ですけど、制作環境として考えると信頼性と安全性が最優先になるので、リリースからある程度時間が経ってこなれた機種を選択するべきというのは会社にいた頃の経験でそりゃもう文字通り身にしみて痛いほどの経験則です。


ここまでが6月下旬〜7月上旬の話。


で、ソフトの動作検証やら動作確認やらプラグイン系の互換性確保やらで約1ヶ月使ってみたところ、プラグインやソフトの細々とした互換性以外は問題らしい問題は発生していませんが、今まで機材更新のたびに感じたマシンスペック的な感動はモニタが広いという事以外はほとんどありませんでした。
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でもAdobe CCをはじめとしたいろんな作業用ソフトをぶん回してみたら、今までのMacPro Mid2010との差はほぼ感じなかったので過不足なしといったところでとりたてて不満もありません。

強いて言うなら作業用のディスクが全部外付けになって若干面倒くさいということ(これは現行のゴミ箱MacProにも言える事ですが)くらい。



さて、その作業用ディスクの件が今回の環境移行を考えるにあたってある意味一番の問題で、どーしてもUSB3.0に対する信用ができない(理論値的な意味も含めて)ため、Thunderbolt2を導入しました。
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Thunderboltは普及してないせいかそもそも部品お値段が高いのか、HDDのガワだけでもン万円するものしかなく、裸族のお立ち台のようなお手軽刺すだけタイプでも数万円します。

ただ、快適に作業するためには作業用ディスクで妥協するわけにはいかないため、5万円オーバーのこのガワを購入。

AKiTiO Thunder2 Duo Pro
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お高いものなので使用者レビューを探したのですが、海外のメーカーみたいでほとんど国内でのレビュー情報がなく、台湾のユーザーさんのレビューを翻訳しながら検討。

最終的に国内販売実店舗が秋葉原にあると知っていざとなったらサポート頼みに行けばいいやということで決定。


HDDを2台格納できて、Thunderbolt2が2ポート+USB3.0とHDMIが各1ポート、さらに自分では使わないけどRAID対応。

中に突っ込むHDDは信頼の日立の4TBを2つで計8TB。
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本当はSSDにして初めて真価を発揮するんでしょうけど、さすがにテラ単位のSSDを2台ぶちこむようなお金はありませんし、HDDでも7200rpmだしSSDとガチ比較しない限りは問題ないかと思います。

さてこのAKiTiO Thunder2 Duo Pro、ガチャベイではなく閉じ込め式のガワながらドライバ不要なネジを採用しててすごくアクセサビリティが良いです。
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排熱ファンのon/offスイッチが付いてる(室温25度までならファン不要な設計らしい)などプロ現場を意識した造りになってると感じました。

ちなみにRAIDモード切り替えダイヤルは初期状態ではnon-RAIDになってて初心者ユーザも安心。
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これをThunderbolt2のケーブルでつないで超高速ストレージ環境の完成。
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このほかにもフルバックアップ用のHDDとか作業用以外の外付けHDDとかをUSB3.0接続でつないで、最大で計18.5TBがこのiMacで利用可能(メインの10TB以外は普段は電源切ってあります)。

WDの赤のHDDに比べると日立の赤はアクセス時にゴリゴリ音が出ますね……。


移行元のMacProに関しても完全稼動状態を保ってモニタにつないであります。
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AEに関してはしばらくはCS6とCCを併用していくため、Adobe CCで利用可能になったCS6のライセンスと元から持ってた単品のCS6のライセンスがあるので、iMacでプロジェクトをじゃんじゃん作ってMacProで書き出すということも可能になり、切羽詰まってきた時のための精神的な余裕にもつながる気がしています。





ここまでたどり着くまでにはここに記述していない凄まじい数の問題が発生していて、その対処やら出費やら心労やらで本当に疲れ果てました。

この先は次回作の実戦作業になってまた色々と細々な問題が発生するとは思いますが、大枠では信頼性の確保ができたと認識しているので、あとは制作に集中したいです。


(`・ω・´)ライトニングボルト!


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AfterEffectsCS6からCC2015へ移行して、CS6で作ったプロジェクトをCC2015でレンダリングする際にヒツジが鳴いてエラーで書き出せない方へ。

もしかしたらCS6のエフェクトの「ブラー(滑らか)」が原因の1つのかもしれません。

CC2015には「ブラー(滑らか)」エフェクトが無いのですが、プロジェクトを開く際にエフェクトが無いというダイアログは出ず、プロジェクト上でもなぜか「ブラー(滑らか)」が読み込まれている状態になっていて、なおかつブラーエフェクトもかかっているので一見正常なようなのですが、少なくとも自分の環境ではこの状態で書き出すと何回やっても違うプロジェクトでもほぼ確実にヒツジが鳴きました。
(書き出し中に羊が鳴くフレームの場所はその都度マチマチです)

「ブラー(滑らか)」を削除したり他のブラーに置き換えたら書き出しに成功してヒツジを黙らせられました。

Adobeのフォーラムにも見当たらないですしレアケースかもしれませんが、同じような状態に陥ってしまい自分みたいに困ってる方がいらっしゃるかもしれないので、参考までに一応ここに備忘録的な意味も含めて書いておきます。


この推定にたどり着くまでに一生分のヒツジの鳴き声を聞いた気がします。
羊こわい(´;ω;`)

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ついき。
posted by 家庭菜園 at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | どうぐ

2015年12月10日

ゴミ箱の新型はいつ出るのか。

家庭菜園の絵描きじゃない方の作業環境は「MacPro Mid 2010」という5年前に最新最強だった(過去形)Macなわけですが、5年経ってしまえば最新型のセールストークの比較対象にすらしてもらえないMac界隈。

しかもOSも買った当時そのままのMacOS 10.6ということで、もうソフトベンダーの方がこのバージョンを動作環境から切り捨てまくってくれてるおかげでソフトのバージョンアップすらままらななくなりました。

というわけで仕方なくOSのバージョンを現行の「OS X 10.11 El Capitan」(通称:えるきゃぴタン)に上げたわけです。
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・・・・・・が、いきなりOSのバージョンを5つも上げたもんだから、今までバージョンアップごとに少しずつ変わってきていたOSの挙動が激変してしまったように感じるのか、はたまた5年前の最強の称号はやっぱり過去の栄光なのか、微妙に操作フィーリングがもたつくように感じられるような違和感でこまごまとしたイラつきが・・・。

こーなっちゃうと現行型の所謂「ゴミ箱MacPro」に買い替えるか、どうにかして延命してきちんと動く環境を作ってやるかの2択を迫られるわけですが、ゴミ箱は必要なスペックを揃えるとお値段40万円からという絶望的な高級品。
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ホイホイと買い替えられるわけもなく、また登場から2年経っているのでそろそろ新型が出そうだし今は買い時じゃないのは明らかですし、いま使ってる環境で延命策をとるのが金銭的にも精神的にも得策と判断。

だいたいMacProはいつもオーバースペックなんだよ早くミッドシップの分離型出してよ(買えない負け惜しみの愚痴)。


ということでまずは起動ディスクをSSDに。
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今まで2.5インチのストレージを触ったことがなかったので小ささに驚き。
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ほぼiPod touchと同じくらいの小ささと薄さで不安になります(大艦巨砲主義者)。

で、MacProにストレージを設置するのは専用のマウンタを介するわけですが、この専用マウンタが3.5インチディスク専用なので2.5インチのSSDは接続不能。

一応SSDにも3.5インチ変換マウンタが付属しているものの、MacProの専用マウンタはこんな感じに特殊なネジ位置なので互換性がありません。
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しかも所定位置にストレージを装着しないと接続できないというMacProの仕様上の問題も・・・。


そこで登場するのがMac専門店の秋葉館の「MacPro専用2.5インチ→3.5インチ変換マウンタ」というピンポイントなマウンタ。
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こんな感じにピッタリの位置に設置できる便利アイテム。
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ただ、このマウンタを置くのには少しコツが必要なのと、MacPro付属のゴムワッシャーを使うのにこのゴムワッシャーが経年劣化で硬化してしまってたのも合わさって悪戦苦闘しました。
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ぐいぐい押したりで指を痛めつつ設置完了。


起動。
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おおお・・・速いぞ。

一瞬って程じゃないけど今までと比較してかなり速い。

しかも操作フィーリングにストレスが無くなった。
おまけになぜかモニタ上での描画遅延(Cintiq 13HDをディスプレイポートに差してデュアルモニタ状態にしてから遅延するようになってた)が無くなった!

グラボの能力不足のせいだと思ってたけど犯人はHDD、お前だったのか・・・。

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ソフトの起動も目に見えて速く、動作も快適になってます。


内部情報も「ソリッドステートドライブ」に表示が変わってました。
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換装作業が終わってMacProに付属していたネジが余るわけですが、コレを捨てたり無くしてしまうと新型購入資金のために売却するまた3.5インチのHDDなどに換装したりする時に困ります。
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適当な場所にしまっておいても忘れるだろうし・・・ということで本体内部に収納。
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G5の時からエアフローのために内部スペースに余裕がある設計は優秀!


延命策としてあと出来る事といえばグラボですかね。
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積んでるのが「Radeon HD 5770」という4世代くらい前の代物なのでここも何とかしたいのですが、Mac対応品じゃないものを差すと起動画面でリンゴマークが出なくなる・・・起動ディスクの選択画面も出せなくなるっぽいのでそれは困る。

グラボについてはSSDに換装してなぜか描画遅延が無くなったのであんまり困ってないし、レンダリングするにしてもどーせ寝てる間にやるからいいかなー・・・と。

商業アニメ屋さんと違って時間に追われてたり色んなタイトルの仕事を平行して作業してるわけでもないですし。

メモリは4GBが6本、2GBが2本の計28GBで、この2GBを4GBに換装する程度だったら金銭的にそこまで負担ではないけど、24GBから28GBに増やした時にほとんど差を感じなかったので優先度はかなり低め。

今でも持て余してるくらい充分な搭載量という気もします。



ゴミ箱MacProに買い替えるとなると、内部ストレージはSSDが1台だけで内部増設も不可能だから到底足りるわけでもなく、だからといってレンダリングデータをUSB接続の外付けディスクに流し込むのではいくら機材が良くても転送速度がボトルネックになるのは目に見えてるので、どうしてもThunderboltのストレージが必要になってくるのですが、そのThunderbolt対応製品が現状では滅茶苦茶高いという問題があります。

FireWireみたいにほぼAppleしか使ってない規格になりそうだから、これから劇的に値段が下がるというのも期待薄ですし、旧型MacProを延命してあと5年くらいは使い続けるのが妥当なのかな・・・とか色々考えてしまいます。



だそく。
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2014年03月19日

インツヨスさんがやってきた。

昔からの手癖でPaintMANではFavoを使っていますけど、Wacomさんのラインナップから消えて久しい上に、ちっこいタブレットがintuosブランドに統一され、互換性も皆無になってしまったし、消費税が上がる前に・・・と移行。
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(*写真内の画像は制作工程上仮色を多用してるため実際の製品版とは異なります)


一番お安いintuos pen。
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見た目はFavoやBambooとはうって変わってえらい男前になったもんです。

薄いし段差が少ないしですっごく使いやすい。

おまけにFavo当時とお値段がほとんど同じなのに検出精度とか上がってて、思い通りに動いてくれます(Favo比)。

ついでに・・・というか、自分の環境だとケーブル長がまったく足りないので無線キットを導入してワイヤレスにしました。
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6時間くらいぶっ通しで使ってもバッテリーはビクともしません。

実際の連続稼働時間がどれくらいなのかはわかりませんけど、人間が疲れ切る前にバッテリー切れということにはならないと思います。
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ペン・・・は、自分のPaintMANの使い方で作業効率を最適化するために、Favoと同じくゴムグリップを使って太らせています。
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というのも、グリップ付けて先端を重くした方が自分の手癖では一番効率よく作業できる(クリックの際に指の力を弱めて重力に任せてペン先を落とせるから指をほとんど動かさなくて済む)ので、一人で大量に素早く作業にはココは譲れないポイントなのです。

・・・が、このintuos、どうも構造上グリップを交換する前提ではないらしく、他の機種では回る先端ブロックが回りません。

スイッチ殺して無理矢理グリップを押し込んだら3/4くらいまでしか入らない。
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仕方ないから皮かぶりになってしまったところを切って、あとは小刀で鉛筆を削る要領で傾斜をつけて、作業時でも先端が見えるように加工してあります。

普通の状態のペンと比べるとけっこう太って重心が前になっています。
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Favoにしろこのintuosにしろ、この大きさで他の作業をやろうって気は全くなくて、大量に素早く彩色作業をするためのPaintMAN専用機材として割り切ってますので、思いっきり作業効率重視で色々と加工します。

実はタブの裏面も若干左に傾斜ができるように滑り止めマットを貼り付けてあったりと、完全にPaintMAN仕様にしてあるので、他の作業をやる時には別の普通の大きさのやつを使ってます。


実際に使う時にはライトボックスの上に真正面に置くのじゃなくて、マウスと同じくライトボックスの右側に置いて使います。
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このため、普通のサイズのintuosシリーズだと左側がつっかえてしまい、作業領域が遠くなっちゃってダメなので、絶対にミニサイズじゃなきゃいけないのです・・・。

これはもう10年くらいかけてついちゃった手癖なので、道具を選ばないことにはどうしようもないから、用途別にタブレットを使い分けてます。
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このFavoは2006年頃あたりから使ってる歴戦の相棒なのでちょっと寂しくもありますけどもうゴールしてもらいます・・・。

ペンのゴムグリップが朽ち果てて自壊するまでがんばってくれてありがとう・・・。


そんなこんなでintuosさんにバトンタッチなのです!
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だそく。
posted by 家庭菜園 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | どうぐ